「仕事や育児が忙しくて勉強時間が取れない」「毎日まとまった時間を確保するのは無理」という方に向けて、スキマ時間を活用して資格勉強を進めるコツをまとめました。1日15分のスキマ時間を積み上げるだけで、1ヶ月で7時間以上の学習時間を確保できます。
- スキマ時間がどこにあるかの見つけ方
- 時間の長さ別・シーン別のスキマ勉強法
- スキマ時間向きの勉強とまとまった時間向きの勉強の使い分け
- スキマ勉強を続けるためのコツ
スキマ時間はどこにある?
まず自分の1日を振り返って、スキマ時間がどこにあるかを把握しましょう。意外と見落としているスキマ時間が積み重なっています。
| シーン | 時間の目安 |
|---|---|
| 通勤・移動中(電車・バス) | 10〜30分 |
| 信号待ち・エレベーター待ち | 1〜3分 |
| 昼休み | 15〜30分 |
| 家事の合間(洗濯・料理中) | 10〜20分 |
| 子どものお昼寝中 | 30〜60分 |
| 入浴中 | 10〜15分 |
| 寝る前 | 5〜10分 |
これらのスキマ時間をすべて合計すると、1日1〜2時間のスキマ時間が隠れていることも珍しくありません。
スキマ時間の長さ別・活用法
スキマ時間の長さによって、できる勉強の種類が変わります。時間の長さに合わせてやることをあらかじめ決めておくのがポイントです。
1〜5分(超短いスキマ時間)
- スマホアプリで一問一答を1〜3問解く
- 昨日覚えた単語・用語を頭の中で思い出す
- 暗記カードを1枚めくる
5〜15分(短いスキマ時間)
- スマホアプリで5〜10問解く
- テキストのチェックポイントを読み返す
- 間違えた問題の解説を確認する
15〜30分(中程度のスキマ時間)
- アプリで過去問を15〜20問解く
- テキストの1章分を読む
- 苦手な用語を集中的に覚える
30分以上(まとまったスキマ時間)
- 過去問を時間を測って解く
- テキストを読み込んで理解を深める
- 間違えた問題をまとめて復習する
シーン別のスキマ勉強法
通勤・移動中
電車・バスでの移動中はスキマ勉強の最大のチャンスです。スマホアプリや暗記カードを活用しましょう。
- 英検準2級:でる順パス単アプリで単語確認
- ITパスポート:過去問道場で一問一答
- 漢検3級:漢字アプリで読み書き練習
- 色彩検定3級:公式テキストの慣用色名ページを眺める
- 簿記3級:仕訳アプリで一問一答
立ちながら・混雑した車内でも使えるよう、片手で操作できるスマホアプリが最もおすすめです。
家事の合間・ながら勉強
洗濯物をたたみながら・料理をしながら・掃除をしながらなど、手を動かしている間は耳を使ったながら勉強ができます。
- YouTubeの解説動画を流し聞きする
- 音声付きの単語帳アプリを聞き流す
- 暗記した内容を頭の中で復唱する
ただし、新しい内容のインプットには集中力が必要なため、ながら勉強は「すでに学んだ内容の復習」に使うのが効果的です。
子どものお昼寝中
まとまった時間が確保できる貴重なスキマ時間です。テキストを読む・問題集を解くなど、集中力が必要な勉強に使いましょう。
- テキストを読んで新しい内容をインプットする
- 問題集を時間を測って解く
- 間違えた問題の解説をじっくり読む
ただし、お昼寝の時間は日によって変わります。「今日は30分取れた」「今日は10分だった」という日があっても、できる範囲で進めることが大切です。
寝る前5分
その日に覚えた内容を振り返る復習タイムとして活用しましょう。睡眠前の復習は記憶の定着に効果的とされています。
- その日に覚えた単語・用語を頭の中で思い出す
- 間違えた問題を1問だけ解き直す
- 翌日やることを確認する
スキマ時間向きとまとまった時間向きの使い分け
すべての勉強をスキマ時間でこなそうとすると、効率が下がる場合があります。勉強の種類によってスキマ時間向きとまとまった時間向きを使い分けましょう。
| スキマ時間向き | まとまった時間向き |
|---|---|
| 単語・用語の暗記確認 | テキストの読み込み |
| 一問一答形式の問題 | 過去問の通し演習 |
| 音声の聞き流し | ライティングの練習 |
| 復習・振り返り | 新しい内容のインプット |
スキマ時間はアウトプット・復習に使い、まとまった時間(子どものお昼寝中・休日など)でインプットと新しい学習を進める流れが最も効率的です。
スキマ勉強を続けるためのコツ
①学習道具をすぐ取り出せる場所に置く
スキマ時間が生まれても、教材を取り出す手間があると始められません。スマホアプリを使えば常にポケットの中に教材があるため、最もスキマ勉強に向いています。テキストを使う場合は、読みかけのページにしおりを挟んでリビングや目につく場所に置いておきましょう。
②「何分できた」でなく「1問でもできた」で数える
スキマ時間は長さが不安定なため「今日は20分しかできなかった」と感じやすいです。「今日も1問解けた」「今日も単語を3つ確認した」という小さな積み上げを評価する考え方に切り替えましょう。
③前日の復習をスキマ時間に回す
新しい内容の学習はまとまった時間でやり、スキマ時間は「前日の復習」に徹するというルールを決めると、何をすべきか迷わずに始められます。
まとめ
資格の勉強時間が取れないと感じている方でも、1日のスキマ時間を合計すると意外な時間が隠れています。通勤中・家事中・寝る前の5分など、細切れの時間をアプリや暗記カードで活用するだけで、着実に学習を積み上げられます。スキマ時間はアウトプット・復習に使い、まとまった時間でインプットするという使い分けが合格への近道です。どの資格がスキマ時間で学びやすいかについては、以下の記事も参考にどうぞ。


