「漢検を受けようと思っているけど、3級と4級どっちから始めればいいの?」と迷っている方に向けて、2つの級のレベルの違いと、どちらから受けるべきかの判断基準を解説します。結論からいうと、中学校を卒業している大人なら、4級を飛ばして3級から受けるのが一般的です。
- 漢検3級と4級のレベルの違い
- どちらから受けるべきかの判断基準
- 社会人・主婦が受けるならどちらか
- 4級を飛ばして3級を受けても大丈夫か
漢検3級と4級のレベルの違い
まず2つの級の基本情報を比較してみましょう。
| 項目 | 3級 | 4級 |
|---|---|---|
| レベル | 中学校卒業程度 | 中学校在学程度 |
| 対象漢字数 | 1,623字 | 1,339字 |
| 漢字の差 | — | 3級より284字少ない |
| 合格基準 | 200点満点中70%程度 | 200点満点中70%程度 |
| 合格率 | 約48% | 約52% |
| 受験料 | 2,500円(税込) | 2,500円(税込) |
4級は中学校在学程度・対象漢字数1,339字、3級は中学校卒業程度・対象漢字数1,623字です。3級は4級より284字多く、難易度も一段階上になります。
合格率はどちらも約50%前後で大きな差はありませんが、出題内容のレベルが異なります。
3級と4級の出題内容の違い
出題される問題の種類はほぼ同じですが、対象漢字のレベルが異なります。
| 出題内容 | 3級 | 4級 |
|---|---|---|
| 漢字の読み | 中学卒業レベル | 中学在学レベル |
| 書き取り | 中学卒業レベル | 中学在学レベル |
| 四字熟語 | やや難しい | 基礎レベル |
| 部首 | やや難しい | 基礎レベル |
| 同音・同訓異字 | 中学卒業レベル | 中学在学レベル |
なお、漢検3級には4級や5級の範囲の漢字も含まれています。3級を受ける場合でも4級レベルの漢字が出題されることがあるため、4級の範囲もある程度押さえておく必要があります。
どちらから受けるべきか:判断基準
社会人・主婦の場合:3級から受けるのが一般的
中学校を卒業している大人であれば、4級を飛ばして3級から受けるのが一般的です。
理由は2つあります。
①4級は中学在学レベルなので、大人なら基礎知識がある 4級の対象漢字は中学校在学程度なので、中学卒業後の大人であればある程度の知識はあるはずです。わざわざ4級で足固めをしなくても、3級対策の中で4級範囲もカバーできます。
②履歴書・社会的評価の面で3級の方が有利 履歴書に書く場合は一般的に2級以上が目安ですが、3級は社会的にも「中学卒業レベルの漢字力がある」と認められる級です。4級よりも3級の方が評価されやすい場面が多いです。
4級から受けた方がいい場合
以下に当てはまる場合は、4級からスタートするのがおすすめです。
- 漢字が極端に苦手で、3級の問題を見てほとんどわからない
- 長期間、漢字の勉強から離れていて基礎から固め直したい
- 子どもと一緒に漢検にチャレンジしたい
まず公式サイトの「受検級の目安チェック」で3級と4級の問題を解いてみて、どちらが自分のレベルに合っているか確認するのが確実です。
4級を飛ばして3級を受けても大丈夫?
問題ありません。漢検はどの級からでも受験できるため、4級を飛ばして3級から受けることは全く問題ありません。
ただし、3級の勉強をする際には4級レベルの漢字も出題範囲に含まれているため、3級対策のテキストをしっかり進めれば4級範囲も自然にカバーできます。
3級と4級を同時受験することもできる
漢検は同じ日に複数の級を受験できます。4級と3級を同日に受けて、まず4級で確実に合格を取りつつ3級にも挑戦するという方法もあります。
ただし同日受験は試験が連続になるため、集中力が必要です。初めて受験する方には、まず1つの級に絞って対策する方がおすすめです。
まとめ
漢検3級と4級の主な違いは対象漢字数(3級1,623字・4級1,339字)とレベルです。中学校を卒業している社会人・主婦であれば、4級を飛ばして3級から受けるのが一般的です。まずは公式サイトの目安チェックで自分のレベルを確認してみてください。3級の具体的な勉強法については、以下の記事も参考にどうぞ。


