漢検3級の試験当日の持ち物と流れ|受検票には顔写真が必要

漢検

「受検票と鉛筆があれば大丈夫」と思っていると、漢検3級では一つ足りません。公開会場で紙の検定を受けるなら、受検票に顔写真を貼って持っていく必要があります。4級までは写真がいらなかったので、4級から続けて受ける方ほど気づきにくいところです。では、ほかに何を用意して、当日はどんな時間の流れになるのでしょうか。

ポイント

公開会場で受けるなら、顔写真を貼った受検票・鉛筆・消しゴムを持っていきます。3級の検定は15:30〜16:30の60分です。CBTや漢検オンラインで受ける場合は、持ち物が変わります。

公開会場で受ける日の持ち物

持っていくもの

公開会場で紙の検定を受ける日に持っていくものは、次のとおりです。

  • 受検票(顔写真を貼ったもの)
  • 鉛筆かシャープペンシル(HB・B・2B)
  • 消しゴム
  • 腕時計(スマートウォッチ以外)

鉛筆の濃さは、HB・B・2Bが公式のすすめです。ほかの濃さも使えますが、薄い字やにじんだ字は読み取れず、誤答になることがあります。時計は、スマートウォッチ以外の腕時計なら机の上に置けます。置時計は持ちこめず、スマートウォッチは机に出せません。

3級は受検票に顔写真を貼る

このうち、忘れたときにいちばん困るのが顔写真です。3級は2024年度第1回の検定から、受検票に顔写真を貼る級に入りました。4級は今も対象外です。

項目3級4級
受検票の顔写真(公開会場)必要不要

写真は、タテ4cm×ヨコ3cm・6か月以内に撮影・上半身無帽・マスクなし・正面のものです。

写真や受検票を忘れたとき

当日に写真を忘れても受検はできますが、あとで受検票の写真を貼る部分と本人確認資料のコピーを協会へ郵送することになります。出さないと、合否結果のサービスが止まったり、検定結果資料が届かなかったりします。

受検票のほうは、忘れても会場の受付か本部で再発行してもらえます。受検番号と氏名を係の人に伝えれば受検できます。検定日の3日前になっても受検票が届かない場合は、マイページで受検会場を確かめ、本人確認資料を持って、検定開始時刻の約30分前に会場の本部へ行きます。

3級の検定は15:30から60分

会場に着く時間と遅刻したとき

公開会場の検定は級ごとに時間帯が決まっていて、3級は午後の最後の枠です。年度ごとの検定日と申し込み期間は、漢検の公式サイトで確かめられます。

受検級検定実施時間
準2級・4級・6級13:40〜14:40
準1級・3級・5級15:30〜16:30

電車が遅れて間に合わなくても、検定開始から30分(3級の検定時間の半分)までは教室に入れます。ただ、遅れた分だけ解く時間が減り、延長はありません。開始の30分前に着くつもりで出ておくと、席を探す時間も取れて、落ち着いて始められます。

60分の検定と、終わったあと

検定時間は60分です。公式の問題例では10の分野が出ていて、配点がいちばん大きいのは書き取りの40点、次が読みの30点です。

項目3級
検定時間60分
合格基準200点満点の70%程度

終わったら、問題用紙は持ち帰れます。標準解答は検定日の約5日後に漢検のホームページに出るので、手元の問題用紙と照らし合わせれば、結果が出る前に自己採点できます。

受け方で変わる当日の準備

受けられる日と結果がわかる時期

漢検3級は、公開会場のほかに、テストセンターのコンピューターで受けるCBTと、自宅などでタブレット端末を使う漢検オンラインでも受けられます。検定時間はどれも60分ですが、受けられる日と結果がわかる時期がちがいます。

受け方受けられる日結果がわかる時期
公開会場(紙)年3回(日曜日)検定日の約30日後にWEBで合否
CBT随時(テストセンターによる)検定日の約10日後にマイページ
漢検オンライン毎週日曜日検定日の約14日後にマイページ

当日の持ち物のちがい

顔写真を貼った受検票が必要なのは、公開会場で紙の検定を受ける場合です。CBTでは、代わりに本人確認書類の原本がいります。運転免許証・マイナンバーカード・学生証のような顔写真つきのものなら1点、顔写真のないものは決められた組み合わせで2点です。持っていないと受検できず、スマートフォンのアプリや写真データで見せることもできません。漢検オンラインは自宅などでタブレット端末を使って受けるので、会場への移動はありませんが、使う端末と通信環境を前もって整えておく必要があります。

前日までにやっておくこと

前日までに用意しておくもの

当日になってからでは間に合わないものを、前日までに片づけておきます。

  • 受検票に顔写真を貼る(写真を撮るのは前日より前に)
  • マイページで受検会場を確かめ、会場までの経路と所要時間を調べる
  • 受検票が検定日の3日前までに届いているか確かめる
  • 筆記用具と消しゴムを筆箱にまとめる

前日の勉強

前日の勉強は、新しい範囲に手を広げるより、配点の大きい書き取りと読みで間違えやすい漢字を見直すくらいにしておきます。60分で多くの分野を解ききるので、どの分野から解くかをこの時点で決めておくと、当日は解くことに集中できます。

公開会場の3級は、写真つきの受検票と午後の遅い時間帯という2点さえ押さえておけば、当日に迷うことはあまりありません。残る問いは、60分でどの分野から手をつけるかです。過去問で時間を計って解いておくと、自分に合う順番が見えてきます。

漢検3級の過去問|自己採点の基準と、点が伸びないときの見直し方漢検3級の過去問は、公式サイトで最新1回分の問題と標準解答が無料で手に入ります。200点のうち130点は手書きの記述なので、公式の採点基準で厳しめに自己採点し、分野ごとの失点から見直す所を決めます。 漢検3級の勉強法|過去問で今の点を測ってから、問題集1冊を回す順番漢検3級の勉強は、過去問を1回解いて140点との差を測る→問題集1冊で書き取り・読み・同音同訓異字を固める→過去問を3〜5回分解く、の順番で進めます。試験まで2週間を切ったときの組み立ても。