「育休中に資格を取りたいけど、赤ちゃんのお世話しながら本当にできる?」「復職までに間に合う資格はある?」という方に向けて、育休中の資格取得のリアルと、期間別のおすすめ資格をまとめました。
育休中に資格を取ること自体は十分ありです。ただし「育休の長さ」と「今の生活ペース」に合った資格を選ぶことが大切です。
スキマ時間の活用法を知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。


- 育休中に資格を取るメリット・注意点
- 育休期間別のおすすめ資格
- 育休中の資格勉強を続けるコツ
育休中に資格を取るのはあり?
結論からいうと、ありです。ただし条件があります。
メリット
まとまった時間が取れる唯一の機会
仕事に復帰すると、仕事・育児・家事の三重負担で勉強時間はほぼゼロになります。育休中はまとまった時間が取れる珍しい期間です。赤ちゃんのお昼寝中・授乳中・夜間の待機時間など、細切れのスキマ時間を積み上げれば意外と勉強できます。
復職後のキャリアに直結する
資格があると復職後の仕事の幅が広がったり、転職活動で評価されたりします。育休中に取得した資格は「育休をどう過ごしたか」の具体的な答えにもなります。
お金の知識など、今すぐ生活に役立つ
FPや簿記のような資格は、学んだ知識を家計管理や育児費用のシミュレーションにすぐ活かせます。試験に合格しなくても勉強するだけで価値があります。
注意点
育児が最優先。無理は禁物
新生児期(生後3ヶ月まで)は睡眠不足・体力消耗が激しく、勉強どころではないケースがほとんどです。「勉強しなければ」というプレッシャーで自分を追い込まないようにしましょう。
育休の長さに合った資格を選ぶ
育休が3ヶ月しかないのに勉強時間100時間以上かかる資格を選ぶと間に合いません。育休の残り期間と1日に確保できる時間を先に計算してから資格を選びましょう。
育休期間別のおすすめ資格
育休3〜6ヶ月:短期で取れる資格を狙う
1日30分確保できれば取れる資格に絞りましょう。
| 資格 | 勉強時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 色彩検定3級 | 15〜30時間 | 最短1ヶ月・合格率約75% |
| 漢検3級 | 40〜50時間 | CBTで好きな日程に受験できる |
| FP3級 | 30〜100時間 | 家計知識がすぐ役立つ |
色彩検定3級は勉強時間が最も短く、育休が短い方の最初の1本としておすすめです。


育休6ヶ月〜1年:標準的な資格に挑戦できる
1日1時間程度のペースで取り組める資格が現実的です。
| 資格 | 勉強時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 簿記3級 | 50〜150時間 | 事務・経理職への再就職に直結 |
| ITパスポート | 100〜180時間 | 国家資格・CBTで随時受験可 |
| 英検準2級 | 50〜170時間 | 英語力の証明として履歴書に書きやすい |
簿記3級はネット試験で随時受験できるため、育休のペースに合わせてスケジュールを調整しやすいです。


育休1年以上:難易度の高い資格の基礎固めも可能
時間に余裕がある場合は、復職後を見据えた資格の基礎固めもできます。
| 資格 | 勉強時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| FP2級 | 150〜300時間 | FP3級取得後のステップアップ |
| 簿記2級 | 200〜350時間 | 転職市場での評価が一気に上がる |
| ITパスポート+基本情報 | 300時間〜 | IT系キャリアへの足がかり |
ただし育休1年以上でも、育児の状況によっては勉強できない時期が続くこともあります。「育休中に基礎を固めて、復職後にじっくり仕上げる」という計画も現実的です。
育休中の資格勉強を続けるコツ
新生児期は勉強しなくていい
生後3ヶ月までは育児に集中しましょう。勉強を始めるタイミングは生活リズムが整い始めてから(生後4〜6ヶ月頃)が現実的です。
1日10〜15分から始める
「毎日1時間」と決めると続きません。まず「お昼寝中の10分だけ」から始めて、徐々に時間を伸ばすのが長続きのコツです。
スマホで完結できる勉強法を選ぶ
テキストを広げられない状況でも、スマホのアプリや動画で勉強できる資格を選ぶと育児の合間に取り組みやすいです。ITパスポートや漢検はアプリが充実しています。
試験日は余裕を持って設定する
赤ちゃんの体調不良で勉強できない日が続くことは珍しくありません。「これだけ勉強できれば合格できる」という期間の1.5倍の時間を見込んでスケジュールを組みましょう。
まとめ
育休中の時間は、自分のペースで使えるからこそ価値があります。焦らず、できる範囲で一歩踏み出してみましょう。
育休中の資格取得は十分ありですが、育休の長さと生活ペースに合った資格を選ぶことが大切です。まず育休の残り期間を確認して、無理なく取り組める1つを選ぶところから始めてみてください。









