ITパスポートの勉強時間|1日の時間から受験日がわかる早見表
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100時間と聞くと、1日1時間で3か月ちょっと、と計算できます。ところが、同じ100時間でも、ITの用語をほとんど聞いたことがない人と、仕事でパソコンやシステムにふれている人とでは、最初の1か月の進み方がまったくちがいます。
自分は何時間のほうに入るのか。そして、ITパスポートのように試験日を自分で決められる試験では、いつを受験日にすればいいのか。この2つが決まれば、計画は立てられます。
ポイント
勉強時間の目安は、IT用語になじみがなければ100〜180時間、仕事でITにふれていれば50〜100時間です。1日1時間なら、なじみがない人で3〜6か月かかります。幅が出るのは、最初に用語に慣れる時間が人によって大きくちがうためです。ITパスポートは随時受けられるので、先に1日の時間を決めてから受験日を決めます。
勉強時間の目安は、IT用語になじみがあるかで2倍ほど変わる
ITパスポートの勉強時間について、IPA(情報処理推進機構)は目安を出していません。参考書や予備校がよく示す目安を、今のIT知識の程度で分けると、次のようになります。
| 今のIT知識の程度 | 勉強時間の目安 |
|---|---|
| IT用語も経営用語もほとんど聞いたことがない | 100〜180時間 |
| パソコンは使えるが、IT用語はところどころ知っている程度 | 80〜120時間 |
| 仕事でITにふれている(システムの利用・管理など) | 50〜100時間 |
幅が大きいのは、ITパスポートが用語を知っていれば解ける問題の多い試験だからです。テキストの1ページに知らない言葉が何個も出てくるうちは、読み進めるだけで時間がかかります。用語に慣れてくると、同じ1時間で進める量が増えていきます。
一方で、IT系の仕事をしている人が勉強なしで受かるわけでもありません。公式の統計では、令和7年度の社会人の合格率は、IT系の業務についている人で54.8%、そうでない人で50.3%でした。差は5ポイントほどです。テクノロジ系に強くても、経営や法務のストラテジ系、プロジェクト管理のマネジメント系はあらためて準備が必要です。
1日の勉強時間から、受験日までの期間がわかる早見表
ITパスポートはCBT方式(パソコンで受ける試験)で、年間を通じて随時受けられます。年に数回の試験日に合わせて計画を立てる試験とは、考える順番が逆になります。先に1日に取れる時間を決め、そこから受験日を決めます。
| 1日の勉強時間 | 50時間なら | 100時間なら | 150時間なら |
|---|---|---|---|
| 30分 | 約3か月半 | 約7か月 | 約10か月 |
| 1時間 | 約1か月半〜2か月 | 約3か月半 | 約5か月 |
| 2時間 | 約1か月 | 約1か月半〜2か月 | 約2か月半 |
毎日休まず続けた場合の期間です。実際には勉強できない日も出るので、表の期間に2〜3週間を足して受験日を決めると、直前に詰めこまずにすみます。
1日30分で150時間かかる人は、10か月という長さになります。ここまで長いと、最初に覚えた用語を忘れていきます。平日は30分でも、休日に1〜2時間取れるなら、1週間の合計で考えたほうが期間を短くできます。たとえば平日30分×5日と休日2時間×2日なら、1週間で6時間半、150時間なら5か月半ほどです。
受験日を決めるときに見ておくこと
- 申し込んだあとに日時や会場を変えられるのは、試験日の3日前までです。2日前からは、どんな理由でも変更できません
- 受験手数料は7,500円(税込)で、受けなかった場合も返ってきません
- 試験は午前・午後・夕方の時間帯で実施されています(会場によって異なります)。試験時間は120分です
- 次の試験を申し込めるのは、申し込んだ試験の受験日の翌日からです。2回分を同時に押さえておくことはできません
申し込みの手順と最新の案内は、ITパスポート試験の公式サイトで確かめられます。
時間の配分は「用語に慣れる→過去問で点を測る→弱い分野を埋める」
100時間を、どこに使うか。全体の流れは次の3つに分けられます。
- 用語に慣れる(全体の4割ほど):テキストを1周読み、出てくる用語の意味をつかむ。IT用語にほとんどなじみがない人は、ここに一番時間がかかります
- 過去問で点を測る(3割ほど):テキストを1周したら、過去問を時間を計って解く。合計点だけでなく、3分野それぞれの点を見ます
- 弱い分野を埋める(3割ほど):点の低い分野をテキストに戻って読み直し、もう一度過去問で確かめます
ITパスポートは、3分野のどれか1つでも基準(1,000点満点中300点)に届かなければ不合格になります。過去問で分野ごとの点を見ておくのは、そのためです。
スキマ時間は、この流れのうち「用語に慣れる」と、過去問の1問ずつの確認に向いています。通勤中にアプリで用語を見直したり、過去問を数問解いたりすることはできます。反対に、テキストを読んで新しい分野を理解するところや、120分の過去問を通しで解くところは、まとまった時間でないと進めにくくなります。
スキマ時間に使えるアプリは、次の記事で比べています。
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まとめ
100時間という目安は、同じ数字でも、IT用語になじみがあるかどうかで中身が変わります。最初のテキスト1時間で、自分がどの段に入るかを確かめるところから始めると、受験日を決めやすくなります。
1日に取れる時間が決まれば、早見表から受験日が決まります。どの順番で進め、過去問をいつ始めるかは、勉強法の記事で整理しています。
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