「ITパスポートって何から始めればいいの?」「IT知識ゼロでも独学で受かる?」という方に向けて、合格するための勉強の順番と進め方をまとめました。結論からいうと、ITパスポートは参考書でインプット→過去問でアウトプット→弱点をつぶすという3ステップで独学合格できます。計算問題が苦手でも、用語・概念の理解を優先すれば十分に合格を狙えます。
範囲が広くて何から手をつければいいか迷いがちですが、やることはシンプルです。参考書1冊と過去問を繰り返せば大丈夫。まず全体の流れをつかんでみましょう。
勉強時間の目安やスケジュールを知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。


- ITパスポートの勉強の順番と進め方
- 分野別の効率的な対策方法
- 計算問題が苦手な人の対処法
- スキマ時間を使った勉強のコツ
勉強を始める前に:まず現状を把握する
勉強を始める前に、過去問を1回分解いてみましょう。現時点で何点取れるかを確認することで、どの分野に時間をかければいいかがわかります。
合格基準は総合評価点600点以上かつ各分野300点以上(いずれも1,000点満点)です。3分野すべてで300点以上を取る必要があるため、得意分野だけ伸ばしても苦手分野が足を引っ張ると不合格になります。
ITパスポートの勉強の順番
STEP1:参考書で全分野を一通りインプット
まず参考書を1冊通読して、出題範囲の全体像をつかみます。ITパスポートはストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野にわたる広い範囲が出題されます。この段階では完璧に覚えようとせず、「どんな用語が出るか」「どの分野が得意・苦手か」を把握することが目的です。
参考書は1冊に絞るのがポイントです。何冊も買い込むより、1冊を繰り返す方が知識が定着します。おすすめのテキストはこちらの記事で詳しく紹介しています。


STEP2:過去問を繰り返してアウトプット
参考書を一通り読んだら、過去問を繰り返し解きます。ITパスポートは過去問の演習量が合否を左右する試験です。間違えた問題には印をつけて、何度も解き直しましょう。
過去問はIPA公式サイトで無料公開されているほか、「過去問道場」など無料サイトも活用できます。スキマ時間にスマホで解けるアプリを使うのも効果的です。おすすめアプリはこちらの記事で詳しく紹介しています。


STEP3:弱点分野を集中的に補強
過去問を解くうちに見えてきた苦手分野を重点的に対策します。参考書に戻って該当箇所を読み直し、同じ問題を繰り返し解いて定着させましょう。
3分野すべてで300点以上が必要なため、「苦手だから捨てる」という戦略は通用しません。ただし計算問題は例外です(後述)。
分野別の効率的な対策方法
ストラテジ系:経営用語を着実に覚える
経営戦略・マーケティング・法務などビジネス系の内容が中心です。IT知識より、経営・財務・法律の用語が多く登場します。用語の意味を文脈で理解しながら覚えると定着しやすいです。
マネジメント系:流れを図で理解する
プロジェクト管理・システム開発のプロセスなどが出題されます。工程や手順を図で整理して覚えると、問題を見たときに対応しやすくなります。
テクノロジ系:用語の意味から押さえる
ネットワーク・セキュリティ・データベースなどIT寄りの内容が中心です。用語が多く最初は難しく感じますが、深い技術知識は求められません。「この用語はどういう意味か」を押さえることを優先しましょう。
計算問題:苦手なら割り切って後回しにする
ITパスポートの計算問題は全体の6〜10%程度(100問中6〜10問)です。計算が苦手な場合は、無理に取り組まず他の用語・概念問題で得点を積み上げる戦略も有効です。余裕があれば取り組む程度で十分です。
スキマ時間を使った勉強のコツ
ITパスポートは用語の暗記が多いため、スキマ時間を活用しやすい試験です。
| シーン | 向いていること |
|---|---|
| 通勤・移動中 | アプリで過去問を解く・用語の確認 |
| 家事の合間 | 覚えた用語を声に出して復習 |
| 寝る前5分 | その日に覚えた用語を頭の中で整理 |
| まとまった時間 | 参考書の読み込み・過去問をまとめて解く |
スキマ時間の活用についてはこちらもあわせてどうぞ。


やってはいけないNG勉強法
参考書を読むだけで終わらせる
ITパスポートは過去問の演習量が合否を左右します。読んで理解しただけでは本番で解けません。必ず過去問でアウトプットをセットにしましょう。
苦手分野を完全に捨てる
3分野すべてで300点以上が合格条件です。計算問題以外の分野は捨てずに、最低限の得点を確保できるよう対策しておきましょう。
何冊も参考書を買い込む
1冊を繰り返す方が圧倒的に力がつきます。「これ1冊やれば大丈夫」と思える参考書を1冊選んで、繰り返しましょう。
まとめ
広い範囲も、順番通りに進めれば着実に合格に近づけます。まず参考書を1冊手に取るところから始めてみてください。
ITパスポートは参考書でインプットして過去問を繰り返すことが合格への最短ルートです。計算問題が苦手でも用語・概念を中心に対策すれば十分に合格を狙えます。3分野すべてで300点以上が必要なため、苦手分野を作らないバランスのよい対策を心がけましょう。









