「英検準2級の単語が多くて覚えられない」「何度やっても忘れてしまう」という方に向けて、効率的な単語の覚え方を解説します。英検準2級に必要な語彙数は約2,600〜3,600語。正しい方法で取り組めば、スキマ時間を活用しながら着実に語彙力を伸ばせます。
- 英検準2級に必要な単語数・レベル
- 効率的な単語の覚え方5つのコツ
- やりがちなNG暗記法
- スキマ時間を使った単語学習のコツ
- 単語学習のスケジュールの立て方
英検準2級に必要な単語数・レベル
英検準2級の合格に必要な語彙数は約2,600〜3,600語とされています。英検3級(約2,100語)と比べると約1,500語の上乗せが必要で、単語レベルも「中学卒業程度」から「高校中級程度」へと一段階上がります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必要語彙数 | 約2,600〜3,600語 |
| レベル | 高校中級程度(高校1〜2年生レベル) |
| 3級からの追加語数 | 約1,500語 |
| 出題比率 | 動詞・名詞が約80%、形容詞・副詞が約20% |
一次試験のリーディング大問1は約20問中10問が単語問題です。語彙力は合否に直結するため、早めからコツコツ積み上げることが大切です。
効率的な単語の覚え方5つのコツ
コツ①:1冊の単語帳を繰り返し周回する
単語帳を何冊も買い込むより、1冊を繰り返す方が圧倒的に定着します。1周目で覚えられなくても構いません。2周・3周と繰り返すうちに自然と記憶に残っていきます。
英検準2級の単語帳で定番なのは「英検準2級 でる順パス単」です。英検の過去問分析に基づいて出る順に掲載されているため、優先度の高い単語から効率よく学べます。
コツ②:目・耳・口を使って覚える
単語を目で見るだけでなく、音声を聞きながら声に出すことで記憶に残りやすくなります。特に英検はリスニングも重要な技能なので、単語を音で覚えることがリスニング対策にも直結します。
具体的な手順
- 英単語を目で見る
- 音声を聞いて正しい発音を確認する
- 声に出して発音する
- 意味を確認する
音声付きの単語帳やアプリを使えば、移動中でも耳から学習を進められます。
コツ③:1日の学習量を決めて毎日続ける
1日10〜20語を毎日コツコツ覚えることが基本です。1日に大量の単語を詰め込もうとすると定着しにくく、翌日にはほとんど忘れてしまいます。
| 1日の目標語数 | 覚えられる語数の目安 |
|---|---|
| 10語/日 | 3ヶ月で約900語 |
| 15語/日 | 3ヶ月で約1,350語 |
| 20語/日 | 3ヶ月で約1,800語 |
毎日同じ時間に単語帳を開く習慣をつけることが継続のコツです。寝る前に覚えると記憶に定着しやすいとされています。
コツ④:忘れた単語を繰り返しチェックする
人間は単語を一度見ただけでは忘れてしまいます。「忘れるのは当然」と割り切って、繰り返し復習することが大切です。
間隔をあけた復習(間隔反復)が効果的
- 覚えた翌日に1回確認する
- 3日後にもう一度確認する
- 1週間後に再確認する
覚えた単語と覚えていない単語を仕分けして、覚えていない単語に集中することで効率が上がります。単語帳にチェックを入れたり、付箋を貼ったりして管理しましょう。
コツ⑤:熟語・慣用表現もセットで覚える
英検準2級では単語単体の問題だけでなく、熟語・慣用表現の問題も出題されます。単語の意味を覚えるだけでなく、よく使われる熟語もセットで押さえておくと得点が安定します。
特に注意したいのが、「be動詞+形容詞」「動詞+副詞」などで作られる熟語です。単語を個別に覚えても、熟語全体の意味がわからないと正解できないことがあります。
やりがちなNG暗記法
単語の意味を書いて覚えようとする
漢検の書き取りと違い、英検は記述で単語を書く問題はほとんどありません。書く練習に時間をかけるより、目と耳で大量に触れる方が効率的です。
1つの単語を完璧に覚えてから次に進む
1つの単語に時間をかけすぎると、全体の進捗が遅れます。最初の周回は「知っている・知らない」の仕分けだけでよいです。知らない単語は何周もすることで自然に覚えられます。
複数の単語帳を並行して使う
単語帳を複数使うと、どちらも中途半端になりがちです。1冊を選んだら、まずその1冊を完璧に仕上げることを優先しましょう。
スキマ時間を使った単語学習のコツ
育児や仕事で忙しい方でも、スキマ時間を積み重ねれば単語学習の時間を確保できます。
| シーン | 活用法 |
|---|---|
| 移動中 | スマホアプリで単語を確認・音声を聞く |
| 家事中 | 英語の音声を流しながら単語に慣れる |
| 寝る前5分 | その日に覚えた単語を頭の中で復習する |
| 子どものお昼寝中 | 単語帳を開いてまとめて学習する |
スマホアプリは単語帳と連動したものが使いやすいです。「英語の友」(旺文社の公式アプリ)はでる順パス単と連動しており、音声も聞けるので移動中の学習に便利です。
単語学習のスケジュールの立て方
試験日から逆算して、無理のない1日の目標語数を設定しましょう。
例:試験まで3ヶ月・1日15語を目標にした場合
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1ヶ月目 | でる順Aランク(頻出度が高い単語)を1周する |
| 2ヶ月目 | でる順Bランク+Aランクの復習を並行する |
| 3ヶ月目 | でる順Cランク+全単語の復習・仕上げ |
試験1週間前は新しい単語を覚えるより、覚えていない単語の復習に集中する方が得点アップにつながります。
まとめ
英検準2級の単語は、1冊の単語帳を毎日コツコツ繰り返すことが合格への近道です。目・耳・口を使った学習と間隔をあけた復習を組み合わせれば、スキマ時間を活用しながら着実に語彙力を伸ばせます。単語学習は試験当日まで毎日続けることが大切です。具体的な勉強の順番やスケジュールについては、以下の記事も参考にどうぞ。


