「英検準2級を独学で受けたいけど、何から始めればいいの?」「4技能あって難しそう…」と感じている方に向けて、独学で合格するための勉強の順番を解説します。英検準2級は4技能(読む・聞く・書く・話す)すべてが問われる試験ですが、正しい順番で対策すれば独学でも十分合格を狙えます。
- 独学で合格するための勉強の順番
- 技能別(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の対策方法
- 単語の効率的な覚え方
- スキマ時間を使った勉強のコツ
- やってはいけないNG勉強法
勉強を始める前に:英検準2級の出題構成を把握する
勉強を始める前に、どの技能にどのくらいの配点があるかを確認しておきましょう。
| 技能 | 試験時間 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 80分(ライティングと共通) | 20問 |
| ライティング | 80分(リーディングと共通) | 2問 |
| リスニング | 約25分 | 30問 |
| スピーキング(二次試験) | 約6分 | 5問 |
合格基準はCSEスコアで判定されるため、特定の技能が極端に低いと合格できません。4技能をまんべんなく対策することが重要です。
勉強の進め方【4ステップ】
STEP1:まず単語から始める
英検準2級で必要な語彙数は約2,600語です。単語力は4技能すべての土台になるため、勉強の最初から並行して進めます。
単語の覚え方のポイント
- 1日10〜20語を毎日コツコツ覚える
- 目で見るだけでなく、音声を聞きながら声に出して覚える
- 1冊の単語帳を繰り返し周回する(複数冊に手を出さない)
- 寝る前に覚えると記憶に定着しやすい
単語は試験当日まで毎日続けるのが基本です。スキマ時間を使って少しずつ積み上げていきましょう。
STEP2:過去問を1回解いて現状を把握する
単語を始めたら、早めに過去問を1回解いてみましょう。英検公式サイトでは過去3回分の問題を無料でダウンロードできます。
このときの目的は点数ではなく、どの技能・分野が弱いかを確認することです。リーディングが苦手なのかリスニングが苦手なのかによって、その後の勉強の優先順位が変わります。
STEP3:技能別に対策する
現状を把握したら、技能別の対策に入ります。
リーディング対策
リーディングは単語・文法・長文読解の3つで構成されます。
- 単語・熟語問題:単語帳で語彙を増やすことが直結する
- 長文読解:スラッシュリーディング(意味のまとまりごとに読む)を意識して読むスピードを上げる
- 文法:中学・高校レベルの文法を確認する。関係代名詞・仮定法・分詞構文などが頻出
リスニング対策
リスニングは音声が1回しか流れないため、聞き取れないと取り返しがつきません。
- 過去問の音声を繰り返し聞く
- 聞き取れなかった部分はスクリプトを見て確認する
- 音声を聞きながら同時に声に出す「シャドーイング」が効果的
- スマホアプリを使えば移動中でも練習できる
ライティング対策
2024年度の試験リニューアルから、ライティングは「Eメール返信」と「意見論述」の2問になりました。
Eメール返信のコツ
- 相手のメールの質問に必ず答える
- 自分からも質問を1つ加える
- 15〜25語程度でまとめる
意見論述のコツ
- 「導入→理由①→理由②→まとめ」の構成で書く
- 自分の意見を明確に述べる
- 60〜80語程度でまとめる
ライティングは採点が減点方式のため、スペルミスや文法ミスに注意が必要です。模範解答を参考にしながら、実際に書く練習を繰り返しましょう。
スピーキング(二次試験)対策
二次試験は一次試験に合格した後で受験するため、焦らずに一次試験対策を優先しましょう。一次試験合格後に約1ヶ月の準備期間があります。
二次試験の流れ
- 問題カードの英文を音読する
- カードの内容に関する質問に答える(2問)
- カードを見ずに自分の意見を述べる(2問)
対策のポイント
- 問題カードの音読は毎日練習する
- よく出る質問パターンと回答フレーズを覚える
- 自分のスマホに向かって話す練習をする
STEP4:過去問演習を繰り返す
技能別の対策が一通り終わったら、過去問を本番と同じ形式で繰り返し解きます。
- 一次試験:80分(筆記)+25分(リスニング)で通して解く
- 採点後は間違えた問題をテキストや参考書で確認する
- 最低3回分は解いて出題傾向に慣れる
スキマ時間を使った勉強のコツ
育児や仕事で忙しい方でも、スキマ時間を活用すれば勉強時間を確保できます。
| シーン | 活用法 |
|---|---|
| 移動中 | スマホで単語確認・リスニング練習 |
| 家事の合間 | 英語の音声を流してリスニングに慣れる |
| 寝る前5分 | その日に覚えた単語を復習する |
| 子どものお昼寝中 | ライティング練習・過去問演習 |
スキマ時間向き:単語・リスニング・音読 まとまった時間向き:ライティング練習・過去問演習
やってはいけないNG勉強法
- 単語を覚えずに長文を読もうとする:単語力がないと長文が読めません。まず単語から始めましょう
- リスニングを後回しにする:リスニングは慣れるまでに時間がかかります。早めから毎日続けましょう
- ライティングを書かずに読むだけで済ませる:実際に書いてみないとスペルミスや文法ミスに気づけません
- 参考書を何冊も買う:1冊を繰り返す方が知識が定着します
まとめ
英検準2級の独学合格は、①単語を毎日コツコツ→②過去問で現状把握→③技能別に対策→④過去問演習の繰り返し、という流れが基本です。4技能をまんべんなく対策しながら、スキマ時間も活用して続けることが合格への近道です。勉強時間の目安やスケジュールについては、以下の記事も参考にどうぞ。

